よもぎと黒糖のゼリー

薬膳レシピ

【作り方】

1)お鍋に乾燥よもぎ、陳皮、干姜、水、粉寒天を入れて強火にかける。

(寒天が鍋底にひっつかないように時々混ぜる。よもぎが浮いてきたら沈める。)

2)1)が沸騰してよもぎの香りが立ったら火を止め、茶漉しでこす。

3)2)が熱いうちに黒糖を溶かす。

4)3)をゼリーカップに注いで冷まし、固まるまで待つ。

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  • 乾燥よもぎ    3g
    陳皮       3g
    干姜       2g
    粉寒天      小さじ1.5
    水        400cc
    黒糖       20g〜

  • 皮膚に染み込みながら行気活血を促すよもぎを使った寒天ゼリーです。
    乾燥よもぎの強い苦味を黒糖で食べやすくします。
    乾燥よもぎは、これからぐんぐん成長していく5月前のよもぎの新芽を天日干しして使いました。干姜は薄くスライスした生姜を天日干し乾燥したもの、陳皮は温州みかんの皮を天日干し乾燥したものを使いました。

    主役のよもぎに、皮膚表面に向かってむくみを追い出し気を流す陳皮と、熱を生み皮膚に気を流し血流を良くする干姜を合わせることで、行気活血の働きを高めます。
    ゼリーの甘味づけには、流す働きを助ける黒糖を使います。レシピは甘さ控えめになっているので、お好みで追加してください。
    調理は、皮膚に作用させるため強火で煎じ、よもぎの香りが立ったら火を止め、長時間煮立たせないようにします。寒天を使用するので通便の作用も期待できますが、寒天を使わずに調理し熱々のよもぎ茶としてお飲みいただくと、皮膚への働きが増します。

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