さつま芋とそば粉のおまんじゅう

薬膳レシピ

【作り方】

▶︎さつま芋とそば粉のおまんじゅう

①皮ごと蒸して潰したさつま芋に、自然塩を加え甘みを引き出し、そば粉を加えて均一になるまでこね混ぜる。

②①を8当分にして丸めてから、手のひらに真ん中を潰して広げ、中央にあんこ(20g弱くらい)を乗せて皮を閉じ、丸めて形を整える。

③蒸し器で15分ほど蒸す。

▶︎ゴボウ汁あんこ

小豆とゴボウの茹で汁(※)をお鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋をし、このまま小豆が柔らかくなるまで煮る。もし、小豆が固いままの状態で水が少なくなったら、1/2〜1カップの水を追加して蓋をし、少し煮ると柔らかくなる。小豆が柔らかくなったら黒糖を加えて溶かし、水気が多ければ煮詰め、火を止める。冷めたらマッシャーで潰して一口大に丸める。

※ゴボウの茹で汁は、別投稿の『3種のゴボウ開胃レシピ』参照

①ゴボウ(300g)を洗い、皮ごと5センチ幅にカットし、縦に薄切りにしてから、揃えて千切りにする。
②沸騰したらお湯(800cc)で①を1分ほど茹で、ざるに開けて冷ます。煮汁は捨てずにとっておき、小豆を炊くのに使用。

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  • ▶︎おまんじゅうの皮(8個分)
    蒸して潰したさつま芋 250g
    そば粉 50g
    自然塩 少々(全体の0.5〜1%)

    ▶︎ゴボウ汁あんこ(作りやすい分量)
    小豆 300g
    ゴボウの茹で汁 800cc(※)
    自然塩 小さじ1/2
    黒糖 50g〜

    ※ゴボウの茹で汁:千切りゴボウを熱湯でゆがいて水を切った茹で汁。ゴボウは『3種のゴボウ開胃レシピ(別投稿)』で使用。

  • 腎を強くし利尿を助ける小豆を、ゴボウの煮汁で炊いて、利水の働きをさらに強化しました。甘味づけには、流す働きを助ける黒糖を使用。
    皮付きのさつま芋と全粒そば粉の皮で包んで蒸しあげました。
    余分なむくみは利水し、効率よく元気と血を作るおまんじゅうレシピです。
    おまんじゅうの皮は、小麦粉でも同様に作れますが、胃もたれしやすい方は、そば粉で作るほうが粘りが少ない分、食べやすいです。

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