黒豆とナッツのキーマカレー

薬膳レシピ

【作り方】

①カシューナッツ20g、りんご、カットトマトをミキサーにかけペースト状にする。

②鍋にオリーブオイルとフェンネルシードを入れ弱火にかける。フェンネルシードがシュワシュワと泡立ってきたら、にんにくと生姜を入れて炒める。

③にんにくの香りが立ったら、玉ねぎを加えしんなりとするまで炒める。

➃豚ひき肉を加えほぐしながらさらに炒め、肉の色が変わりほぐれたら、黒豆、刻んだカシューナッツ、①のペースト、ココナッツミルク、水、カレー粉、ウスターソースを入れる。

⑤一旦中火にし、沸いてきたら弱火にし、時々大きく混ぜながら20~30分コトコト煮る。

⑥煮汁が1/4くらいになったら味見をして、必要なら塩で味を調える。

image_print印刷
  • 2人分
    ・豚ひき肉 140g
    ・黒豆(ゆでたもの) 80g
    ・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個    
    ・カシューナッツ 30g
    (各20gをペースト用に10gを刻んで一緒に煮込む) 
    ・りんご(さいの目切り) 40g
    ・カットトマト 1/4缶(100g)
    ・にんにく(すりおろし)小1    
    ・生姜(すりおろし)小1
    ・オリーブオイル 大1
    ・ココナッツミルク 50㏄
    ・水 50cc
    ・フェンネルシード 小1/2
    ・カレー粉 大1     
    ・ウスターソース 大1
    ・塩 適量

  • 腎にエネルギーをため、利尿作用の働きを助けるメニューです!
    豚ひき肉は、豚の脂は細胞に入って水を抜き、利尿作用があるので、腎の働きを助けます。
    黒豆は、腎の色「黒」の代表的な食材。栄養の詰まった黒豆は腎の働きを良くします。また、体の余分な水分を除く作用があり、豚肉と一緒にすることでさらに利尿作用を高めます。
    カシューナッツは、栄養が濃縮されたナッツ類は、腎の栄養となります。
    フェンネルシードは、フェンネルの種は腎を温め、働きを助けます。
    しんなりと炒めて甘さを引き出した玉ねぎは、味をまとめてくれます。
    リンゴ・トマトは、酸味と甘味でためる作用を強めてくれます。
    ココナッツミルクは、ココナッツの甘さとコクでカレーをまろやかにまとめてくれます。
    食材の相乗効果で腎を元気にし、老廃物や余分な水分を排出して、夏の間に浮腫みを改善しましょう!! 

  • 高岡佳子
  • 中国医学協会
  • 管理栄養士

コメント