色気がないですが、寄せ豆腐です!

色気がないですが、寄せ豆腐です!

【材料・作り方】
・豆腐1丁(300g)
・しめじ1パック
・ひじき(8g)
・たけのこ水煮(40g)
・水300cc
・和風だし 小さじ1
・粉寒天 小さい2
・みりん 大さじ2
・塩 小さじ1

【作り方】
①豆腐をボールに入れ、ならかになるまでまぜる。ひじき水で戻しておく。しめじは解す。たけのこは千切りにする。
②鍋に水と粉寒天を入れ中火にかけ、沸いたら弱火にしてしっかり溶かす。
③②に和風だし、みりん、しめじ、たけのこ入れ、軽く煮たら、ひじき、豆腐、塩も入れ、全体が混ざったら、火をとめたらタッパーに入れ、冷めたら冷蔵庫で冷やす。
④器にもり、めんつゆや醤油をかけて!

【寄稿者】高岡佳子
管理栄養士、健康運動指導士




『こんにゃくともやしのナムル』

『こんにゃくともやしのナムル』

【材料】
・こんにゃく 100g
・もやし 100g
・きゅうり 20g
・ゴマ油 大さじ1/2
・塩 小さじ1/2

【作り方】
①こんにゃく、もやしはそれぞれボイルする。きゅうりはもやしをボイルする時途中で入れて一緒にボイルする。
②ボールにゴマ油と塩を入れて混ぜ、①を温かいうちに混ぜる。

【寄稿者】高岡佳子
管理栄養士、健康運動指導士

 

 




世界の薬膳とは

世界の薬膳は国や地域によって異なる特色を持ちます。日本では「和食」として知られる食文化が薬膳の要素を含み、季節の食材を活用しバランスの取れた食事を重視します。海藻や発酵食品が特徴で、体を温める効果があります。

中国の薬膳は豊富な食材と独特の理論に基づいており、四季や体質に応じた食事が重要視されます。四性五味の理論に基づき、体のバランスを整える食材や調理法が用いられます。例えば、生姜や陳皮などの食材がよく使われ、体を温める効果があります。

 




薬膳の基本の性味

薬膳の基本である四性(寒・涼・温・熱)は、食材や料理の性質を表します。寒性は体を冷やし、発散作用があります。涼性は熱をクールダウンし、保湿効果があります。温性は体を温め、消化機能を促進します。熱性は体を温め、発散作用が強く、体内の陽気を増強します。

また、五味(甘・酸・苦・辛・咸)は食材や料理の味の特性を表します。甘味は体を補い、エネルギーを与えます。酸味は消化を助け、体内の津液を調整します。苦味は熱を冷やし、解毒作用があります。辛味は体を温め、血行を促進します。咸味は体を柔らかくし、水分のバランスを調整します。これらの四性と五味の組み合わせによって、体のバランスを整える効果を期待することができます。




中国医学の薬膳とは

中国医学の薬膳は体質診断を通じて個々の健康状態や病状を把握し、それに基づいて特定の食材や料理法を提供することで、健康と医療の両分野で重要性を示しています。健康産業では、個々の体質やニーズに合った食事が重視されており、中国医学の薬膳はそのニーズに応えるカスタマイズされたアプローチを提供します。体質診断に基づいた薬膳レシピは、食事を通じて体の調和を促し、健康状態を維持・向上させる効果が期待されています。

一方、医療業界では、病気の原因や病証に基づいた適切な治療法を提供する必要があります。中国医学の薬膳は、西洋医学と併用することで、患者の体質や症状に合わせた総合的なアプローチを可能にします。特定の食材や調理法が病状に与える影響を理解し、治療効果を最大化することが期待されています。

このように、体質診断をしてレシピを提供する中国医学薬膳は、健康と医療の両面で重要な役割を果たす可能性があります。将来的には、個々のニーズに合わせたカスタマイズされた食事が一般的に取り入れられ、予防医学や病気の管理において重要な役割を担うことが期待されます。研究や技術の進展により、より効果的で科学的に根拠のある薬膳が開発され、健康促進や疾患治療における有力な選択肢として普及していく可能性があります。